パリコレにサカナクション参加!ロックバンドがアンリアレイジのサウンドディレクション!
個人的にこれはスゴく熱い。俺はサカナクションやパリコレに特別関心があるわけではないんだけど、ロックバンドがファッションの世界最高峰・パリコレクションに参加するっていうのが面白すぎる。
http://ro69.jp/news/detail/130824
ロックバンドでもパリコレに参加できる時代
俺が思うのは、時代とともに音楽も変わってきているってことだ。例えば1960年代のロックと言えば、The Beatles、The Rolling Stones、Jimi Hendrix みたいなものを想像すると思う。1970年代はハードロックだったり、パンクだったり、その後はメタルになったり、ネオアコ、オルタナティブ、、、という具合にどんどん変わってきた。
エレクトロ系も最近のロックの流行の一つだ。世界的に見ても、SmallpoolsやWALK THE MOONなど、EDMのテイストを含んだ楽曲を演奏するロックバンドも流行っている。分類するなら、サカナクションもこれらと同じジャンルだと思う。
今回、パリコレでサカナクションの楽曲が流れるというのは、そうやって変化してきたロックというジャンルが、今度はパリコレにも似合うような音楽になったということだ。
いよいよジャンルが意味をなさない時代がくる
元々ジャンルって、検索用のラベルだと思うんですよね。このブログで言うなら、右の方にあるカテゴリーってやつ。音楽の記事が読みたければ「音楽」、書籍関連の記事なら「書籍」をクリックすれば出てきます。
でも、流行J-Rockの棚にサカナクションとMAN WITH A MISSIONが並んでおいてある。全く違う音楽性だけどね。かといってエレクトロの棚にサカナクションを置いたら、ロックじゃんってなるかもしれない。本当に多様化してるんだなーって思った瞬間です。
知り合いのジャズマンが、何がジャズなのかわからなくなってきているって言ってた。ジャズとか、メタルとかいろんなジャンルの影響を受け入れる土壌が広いからそうなるのかと思っていたけど、ロックもヒップホップも多様化してる。
軽音楽が盛んになって100年もしないうちに、いろんな音楽がいろんな音楽と作用しあって、遂に混ざってきている気がする。もしかしたら、100年後ぐらいに全てのジャンルが合わさっちゃった音楽が出来ているかも、、、って考えると楽しい。