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「ザ・ビートルズ1」リマスター&MV集発売!ビートルズは中期が最高。

 

2000年に発売されたThe Beatles 1」ってベスト盤のリマスターが、2015年11月6日に発売されるらしい。MV集はDVDとブルーレイ両方出すみたい。

 

えーーと、、、ビートルズが解散したのは1970年だっけ? 解散してから45年も経つのに、まだビートルズでお金稼ぐのかよって思うけど、実際お金稼げちゃってるのがヤバい。

 

しかも今回のアルバムは、単体、セット、デラックスエディション、etc...の7形態で発売されるらしい。これ、所謂マニアの人は全部買う恐れがあるよな。すげえよ。

 

さて、ビートルズが好きって言うと、「前期と後期どっちが好き?」って聞いてくる人いるよね。「知るか!全部好きなんじゃ!」って思うんだけど、答えろと言われたら迷わず中期だと答える。捻くれてるとかじゃないです。説明します。

 

 

「Rubber Soul」は革新的なアルバム


 

俺は「Help!」ってアルバムが嫌いだ。曲は全部好き。何が嫌いかっていうと、「Yesterday」の後に流れる「Dizzy Miss Lizzie」の空気読めなさ。全体的にノスタルジーな空気で、「Yesterday」でいい感じに終わるかと思いきや、まさかのロックンロール。

 

「Rubber Soul」以降はそれがなくなっている。そして、曲がロックじゃなくてポップスになりはじめるのがこの時期だと思ってる。ノルウェーの森」「You Won't See Me」「Nowhere Man」「In My Life」のようなポップな曲群は、ビートルズメロディ、コーラスのセンスが最高に活きている。

 

「Michelle」「Girl」のような短調のオシャレな曲もある。クールなロックンロールも健在だが、「Drive My Car」「The Word」のような一捻りあるアレンジとなっている。ドラムのハイハットだけ別に録音するなどの遊び心もこのアルバムから始まった。

 

 

「Revolver」から「Magical Mystery Tour」


 

言っておきたいのが、俺の指す中期のとは「Rubber Soul」「Revolver」「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Magical Mystery Tour」である。そして、これらの共通点は、ラバーソウル評で言った「ポップス」要素だ。

 

詳しく書こうと思ったんだけど、ものすごく長くなるから今度それぞれのアルバム評書きますね(笑)

 

簡単にいうと、名曲「Hello Goodbye」「Penny Lane」に至る道のりが中期には詰まってるんだよ。聞きたくなるでしょ、好きな人はなるほどってなるでしょ。

 

 

前期=ロックンロール、後期=難解、っていうのが世間の意見


 

前期についてはその通りだと思うけど、後期は特に難解でもないと思う。ただ、いろんな音楽(ハードロック、R&Bからクラシックまで)に影響を受けた楽曲が多いし、そうではない曲は前期を意識したような曲シンプルな曲が多い印象だ。

 

中期ビートルズの魅力は、あまりに独創的なのに、恐ろしいくらいにポップなところだ。意識したことのない人には是非一度意識して聞いてほしい。中毒になること間違いなしだ。